「踊りにいくぜ!!」
プロジェクト大山は、大分、高知、淡路と、三ヶ所に踊りに行かせていただき、昨日東京に戻ってまいりました。
大分では 踊りに行くぜ!!初演で、とにかくドギマギ
、異様なテンションで挑み、
さらに40度の熱を出した
松尾のうつろ目もあいまって、作品自体も妙な熱を持っていたように思います。
その後、大分では20分作品だったのですが、次の高知まで1ヶ月以上の間があり、松尾から梶本へのメンバーチェンジもあったため、作品の作り変え、25分への延長に挑みました。
これがなかなか難しかった!!
大山の作品はテーマやストーリーというよりも(作るうえで若干はあるけど)シーンの展開やテンションの波を楽しんでいただければ、という思いで創っています。
もともとは10分の作品で、10分なりのまとまり?があったものを倍の20分に伸ばすのは、やはりそれまでの流れがドンガラガッシャーン、一度総崩れになるようなもので、間延びしたり、流れがうまくいかなかったり。。。でもまあ、こねりこねりしているうちにそれなりの形にまとまってくるものです。
20分から25分というのも、たった5分なんですけど、されど5分、、、
もうひとこえしたかったなー。。。
ちょっと、私たちらしからぬ「まとめ」に向かって創ってしまった気がします。
そして高知は大劇場。天井も高い・・・もっともっと客席に届くよう工夫せねば。。
ばっさり切られるご意見や、こっそり「一番おもしろかった」など、賛否両論いただき、ありがたいことです。
高知から淡路はそのままの流れで直行。納得のいかないシーンを練り直したりしつつ、とにかく「まだまだ」。
地方での公演は、東京とちがってお客さんが「どうみたらいいのか??」という思いをもってみている方が多く、たぶん、見慣れている客層との間にあるような何か「暗黙の了解」的なものがない。(時にその暗黙了解を壊したいけど)
お客さんの心をスイッと、時にジワッと引き込める作品にしていかねばなのです。わかりやすさと予想外と、感覚の共有。
ああ、もっと賢く そしてお馬鹿に!!
しかしなにより、こうやって作品を見てもらえること、そのためにたくさんのひとが頑張っていることに感謝です。ああ幸せものです。
All photo by 竹田直樹氏 タケダナオキ んで Music by 武田直之氏 タケダナオユキ
Thanks a lot